Microsoft PC Managerは、Microsoftが公式に提供する無料のPC最適化・管理ツールです。

このアプリを活用すれば、システムの一時ファイルの削除やメモリ解放をシンプルで直感的な操作で実行できます。
ただ「パソコンの動作が重い」とか「キビキビ動くようにしたい」という悩みを、劇的に解決するものではありません。
「Microsoft PC Manager のブーストをワンクリックで動作爆速」のような記事がありますが、よほど古いパソコンやメモリ容量が少ないパソコンでない限り、劇的な変化はありません。
それでもパソコンの「パフォーマンスを整える」ためのメンテナンスツールとしては有用なアプリと言えます。
この記事ではパソコンのパフォーマンスを快適にする「PCブースト」と、それを自動化する「スマート ブーストをセット」機能を解説します。
Microsoft PC Manager をインストールする
インストールするには2つ方法があります。
① Microsoft PC Mnager の公式サイト を開いてダウンロードする方法。
② Microsoft Store アプリを起動して「Microsoft PC Manager」と検索する方法。

どちらでもOKです。
そのまま流れにそって進めていくと Microsoft PC Manager を起動できます。
Microsoft PC Manager の使い方
機能はたくさんありますが、とてもシンプルな使い方を紹介します。
Microsoft PC Manager ホーム画面の「ブースト」をクリックします。それだけです。

ブーストボタンをクリックすることで、メモリ(RAM)の解放と一時ファイル(Temporary Files)の削除の処理が実行されます。
表示されている一時ファイルの数値を見ると、削除されたことを確認できるはずです。
現在使用されていない、または待機状態にあるメモリ領域を解放して、他のアプリケーションやシステムプロセスが利用できるリソースを確保します。
「ブースト」機能によって削除される一時ファイルは、PCの動作自体には必須ではないものの、蓄積されるとストレージ容量を圧迫するデータです。
例えば、Windowsのシステムキャッシュ、エラー報告ログ、Windows Updateの残骸、ログファイルといったシステムの一時ファイル…
そして、Webブラウザのキャッシュ、サムネイルキャッシュ、アプリケーションのログファイル、一時的な作業ファイルといった、アプリが高速化や一時保存のために作成するデータが含まれています。
こうしたファイルはシステムやアプリが自動的に削除してくれないものがありますが、PC Managerは、これらの一時ファイルを特定し一括でクリーンアップします。
「スマートブーストをセット」で自動でメンテナンス
毎回アプリを立ち上げて手動で「ブースト」ボタンを押すこともできますが、面倒だったり忘れることもあるので、「スマート ブーストをセット」すれば「PCブースト」を自動化できます。
「スマート ブーストをセット」をクリックします。

スマートブーストの設定を「ON」
全般設定の Windows にサインインしたときに PC Managerを自動的に起動するを「ON」に設定します。

この設定で、メモリの使用率が高いときや一時ファイルが1GB以上あるときに、自動的にメモリ解放と一時ファイルの削除が実行されます。
Microsoft PC Managerアプリの Q & A
一時ファイルを削除したほうが良いはどうしてですか?
一時ファイルを定期的に削除するで、主に2つのメリットがあります。
ストレージ容量を確保できる:一時ファイルは使用状況によっては、数GBから数十GBに達することがあります。特にSSD容量が限られているPCで一時ファイルを削除することは、ストレージスペースを確保するために有効です。
システムの安定:破損した一時ファイルが残存していると、まれにアプリの動作不良やエラーの原因となることがあります。定期的なクリーンアップをすることで、PCが安定して動作するのに役立ちます。
Windows11には「ストレージセンサー」という機能がありますが、これをオンにしていたら「Microsoft PC Manager」の機能とかぶりますか?
Windows 11のストレージセンサーとMicrosoft PC Managerの機能は、一部重複しますが完全に同じではありません。一時ファイルやごみ箱のクリーンアップといったストレージの最適化機能が重複します。
Windows11の「ストレージセンサー」については下記の記事で解説しています。
● Windows11 ストレージセンサーを有効化して不要な一時ファイルを自動削除しよう
Windows11にはストレージセンサーをオンにしていたら「Microsoft PC Manager」で一時ファイルを削除するブーストは不要ですか?
結論から言うと、ストレージセンサーをオンにしていてもPC Managerの「Boost」機能は有用です。
ストレージセンサーはストレージ(HDD/SSD)の空き容量を確保し、ディスクのパフォーマンスを維持するのを目的としているアプリですが、PC Managerの「Boost」機能は、メモリ(RAM)を解放し、現在実行中のアプリの動作を軽くすることを目的としています。
「PC Manager」の「Boost」機能は、メモリ不足による動作のもたつきを即座に解消するのに有効です。特に多くのアプリを同時に開いての作業や長時間PCを使い続けているときに、Boost機能は役立ちます。
まとめとして
Microsoft PC Managerの「PCブースト」は、PCの安定と快適さを維持するためのとても手軽なツールです。
劇的な高速化を期待はできませんが、定期的なメンテナンスとして活用できるはずです。
ほかにも Windows 11を快適に使いこなすために役立つ記事をピックアップしています。

