「新しいパソコンを買う時、Office 搭載にすべきだろうか?」と迷うことってありますよね。

「急にExcelで書類を作らなきゃいけなくなったけど、パソコンにOfficeが入っていない…」
「メールに添付されたWord文書を、Office非搭載のパソコンでどうやって開けばいいんだろう?」
「Wordを単体で買うのも高いし、どうしよう……」
そんな悩みを抱えていませんか?
実際 Officeを導入しようとすると、サブスクリプション型の「Microsoft 365 Personal」で年間14,900円(税込)、買い切り版の「Office Home & Business 2024」なら39,982円(税込)もの費用がかかります。

ワードとかエクセルって、こんなに高いの?
「たまにしか使わないのに、数万円も払うのはもったいないなぁ……」と感じますよね。
でも Web版 Office なら、この数万円の出費を「完全ゼロ」に抑えることができるんです。
特に最近使い勝手が向上していて、有料版と同じような感覚で使えるようになっています。
私がメインで使っているパソコンも Office 非搭載にしました。
Office付きにすると数万円高くなるので。
Web版Officeと、無料で使える Office互換ソフトの LibreOffice で十分事足りています。
(実を言うと、LibreOffice のほうが使いやすくてしょっちゅう開いています…)
リブレオフィスについては、下記記事で紹介しています。
それにつけても、Office って本当に高いですね。
Web版Office が使いやすいかどうかは、人によって違うと思います。
この記事ではパソコン初心者の方に向けて、Web版Officeの使い方やメリット・デメリット、有料版との違いを解説していきます。

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Web版Officeとは?
Web版Officeとは、Google Chrome や Microsoft Edgeなどの 「Webブラウザ上で動作する Officeアプリ」のことです。
パソコンにソフトをインストールする必要もありませんし、インターネットに繋がっていれば無料で最新の Word、Excel、PowerPointを使うことができるんです。
以前は「Office Online」と呼ばれていましたが、2026年現在は「Microsoft 365 for the web」という名称になっています。
Web版 Officeを始めるための準備と注意点
Web版Officeを使うためには「インターネット環境」と「Microsoftアカウント」の2つが必要になります。
Windows PCで、パソコンのログインに Microsoftアカウントをすでに使っているのであれば、そのアカウントをそのまま利用できます。
Microsoft アカウントをまだ作っていなければ、下記記事を参考にしてみてください。
無料で使えますが、下記の点には注意が必要です。
◉ オフラインでは使えない
インターネットが途切れると、編集はできません。
◉ フォントの種類は限られる
パソコンにインストールされている特殊なフォントは使えない場合があります。
◉ 保存容量に注意
無料で使える保存容量は 5GB です。写真や動画をたくさん含む資料を大量に作ると、容量がいっぱいになって有料版へ移行する必要が生じてきます。
Web版Officeの使い始め方の手順
それでは、実際にWeb版Officeを使ってみましょう。手順は簡単です。
公式サイトにアクセスする
検索欄に「office online」と検索します。
そこに表示される「無料のMicrosoft 365 Online|Word Excel PowerPoint」をクリックします。(表示は、時期によって異なる場合があります)

Microsoftアカウントを持っている方はサインインをクリックします。
持っていない方は無料でサインアップからMicrosoftアカウントを作成していきます。

これでもうOfficeアプリが使えるようになっています。

「お気に入りバー」などに追加しておけば、ブラウザを立ち上げてすぐに起動できるので便利だと思います。

例えばWordアプリを使ってみたいと思います。
左側のWordを起動します。

ここで「白紙のドキュメントを作成」で新規に文書を作成することができます。

常にリボンを表示させておくこともできます。

新規に文書を作成すると同時にクラウド(インターネット上)に保存されていくので、文書が消えてしまう心配はありません。

作った文書をデスクトップ上に置いておきたいことがあると思います。
では、作成した文書をパソコンのデバイス上に保存させる操作を説明します。
まずファイル名を変更しておきます。

続いてファイル ➡ コピーを作成する ➡コピーのダウンロードと進めていきます。

コピーのダウンロードを選択します。

そうするとデスクトップ上(もしくはダウンロード)に、先ほど作成した文書がデバイス上に作成されていることを確認できます。

受信メールに添付されていたWordを開きたいという場合は、ファイルをアップロードを選択すれば、WEB版のWord上で開くことができます。

無料版と有料版(デスクトップ版)の違い
「無料で使えるなら、有料版はいらないのでは?」と思うかもしれませんが、無料版にはいくつか制限があります。
| 機能・項目 | Web版(無料) | デスクトップ版(有料) |
| 料金 | 0円(完全無料) | 年間14,900円〜 / 買い切り約4万円 |
| インストール | 不要(ブラウザで使用) | 必要 |
| ネット環境 | 必須 | 不要(オフラインで使用可) |
| 保存先 | OneDrive(クラウド)。PC本体にもコピーできる。 | PC本体 または クラウド |
| 保存容量 | OneDrive上には 5GBまで | PC本体には無制限。クラウドは 1TB以上(プランによる) |
| 高度な機能 | 一部制限あり(マクロ・VBA不可など) | すべての機能が利用可能 |
| 互換性 | レイアウトがズレる場合あり | 完全な互換性 |
| おすすめの人 | ・コストを最小限に抑えたい人 ・学生や家庭での簡易利用 ・たまに閲覧や修正をするだけの人 | ・仕事で毎日ガッツリ使う人 ・複雑なレイアウトやマクロが必要な人 ・ネットがない場所でも作業したい人 |
実際の使用感と注意点
Web版では、文章・レポート作成や家計簿・簡単なプレゼン資料の作成のような作業では、十分な機能を備えています。
でもブラウザを開かないといけなかったり、細かい設定ができなかったりで、やはり有料版には勝てませんね。
以下の点には注意が必要です。
◉ Excelでマクロ(自動化プログラム)を組むことはできない。
◉ レイアウト崩れが起きる可能性がある。
◉ Web版Wordでは日本語の「縦書き」を表示させることはできるが、「縦書き」を新規作成したり編集することはできない。年賀状の宛名書きや国語のレポート作成には不向き。
◉ エクセルを使って封筒やラベルを一括印刷する「差し込み印刷」は非対応。
◉ パスワードが設定されたファイルは、Web版では開けない。
レイアウト崩れの対策方法としては、 相手にファイルを送るときに WordやExcel形式ではなく「PDF形式」で送れば防げます。
あるいは複雑な図形や特殊なレイアウトを使わないようにして、文字と簡易な表で作成するとズレにくくなります。
結論として自分用メモや受け取り時の確認、下書きに使うなどの用途ならWeb版で十分ですが、正確なレイアウトが要求されるやり取りとか、マクロ必須などであれば、有料版の購入が必要になります。
初心者に嬉しい Web版Officeの便利なポイント
このように無料版のOfficeは、有料版に劣る部分もありますが、逆にオンラインだからこそ実現できる便利な機能が詰まっていますよ。
◉ 自動保存されるので安心
Web版Officeでは、文字を入力するたびにクラウド上の「OneDrive」へ自動的に保存されます。
自分で「保存ボタン」を押す必要がないので、万が一ブラウザを閉じてしまったり、パソコンが急に止まったりしても、作業内容が消える心配はありません。
◉どこでも続きから作業できる
ファイルはインターネット上に保存されているので、自宅のパソコンで作った資料の続きを、外出先の別のパソコンやタブレットで開いて編集する時は便利です。
◉ リンクを送るだけで共有・共同編集ができる
作成したファイルを誰かに送りたいときは、メールに添付する代わりに「共有リンク」を送るだけで送れるのも便利です。
相手もブラウザ上でファイルを見ることができ、設定によっては複数人で同時に一つの書類を編集することもできます!
◉ AI(Copilot)で作業を高速化できる
AIアシスタント「Microsoft Copilot」との連携ができます。
無料版のWeb Officeでも、ブラウザ(Microsoft Edge)のサイドバーにあるCopilotを呼び出せば、「この文章を要約して」「もっと丁寧な表現に書き換えて」といった指示が可能です。
有料版を契約しなくても、ブラウザの機能を組み合わせるだけで最新のAIを活用した効率的な資料作成が体験できます。
まとめ:まずは無料で試してみよう
Web版Officeは、「たまにしかOfficeを使わない」「基本的な機能があれば十分」という方にとって、最強の無料ツールです。
そして「WordやExcelをオンライン上で共同編集したい」という場合にもとても便利です。
まずは一度触れてみて、もし使っていく中で「もっと高度なことがしたい」「オフラインでも使いたい」「仕事や学校で、どうしても使わざるを得なくなった」となったら、その時に有料版への移行を検討すればOKだと思います。

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