日本語入力からアルファベット入力に切り替えるとき 半角/全角キーを押していますか?

私も以前までそうしていましたが、もっと効率よく変換する方法があります!
一般的に日本語入力 ↔ アルファベット入力を切り替えたい時、よくある方法としては3つあります。
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【半角・全角】 キー を押して切り替える。
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【カタカナ・ひらがな】キーを押して切り替える。
● 画面右下にあるあかAをクリックして切り替える。
でもこの方法だと、まず今の入力モードを見て確認する必要がありますよね。

「ブラインドタッチが完璧にできる!」という方であれば、画面だけ見ながら入力できるので間違ったまま入力し続けるというミスはないと思いますが
キーボードを見ながら入力していると間違ったまま入力し続けて、またやり直しというショックを受けることもあるのではないでしょうか?
しかもこの
「半角全角キー」の位置って小指では遠いので薬指での入力になると思いますが、なんとなく押しづらい場所にありませんか?
この記事では Windows11で、ひらがな入力とアルファベット入力をスムーズに切り替える設定方法を解説していきます。
● ひらがな入力、アルファベット入力の切り替えをスムーズに行いたい。
● 半角全角キーでの操作ではなく、キーの割り当てを変更して便利に文字入力したい。
「変換」「無変換」キーの割り当てを変更する
実際どうするかというと
タスクバー右下のあかAかをいちいち確認するというのではなく、
ひらがな入力のときは変換キーを押す。
アルファベット入力のときは無変換キーを押す。
というふうに、キーの割り当てを変えてしまうという方法です

こんなふうにキーの割り当てを決めておけば、今がどちらの入力モードかを気にせずに入力できます。
この設定はWindows 10 May 2020 Update 以降で使えるようになった設定方法です。

これならスムーズに入力できそう!
Microsoft IME での設定方法
あもしくはAを右クリックしてIMEのオプションを開き、設定をクリックします。

「キーとタッチのカスタマイズ」をクリックします。

「キーの割り当て」で、「各キーに好みの機能を割り当てる」をオンにします。
無変換キー ⇒ IMEオフ
変換キー ⇒ IMEオン
と設定します。

これで設定は完了です。
「Microsoft IME」ではなく「Google 日本語入力」を利用している方は以下もご参照ください。
まず あかAを右クリックしてプロパティを選択します。

続いて「一般」タブで「キー設定の選択」をカスタムにして、編集をクリックします。

Google日本語入力キー設定で、編集 ⇒ 定義済みのキーマップからインポート ⇒ MS-IMEと進めます。

キーの割り当てを変更していきます。

下の表を参考にキーを割り当てます。
| 変換前入力中 | Henkan | IMEを有効化 |
| 変換中 | Henkan | IMEを有効化 |
| 直接入力 | Henkan | IMEを有効化 |
| 入力文字なし | Henkan | IMEを有効化 |
| 変換前入力中 | Muhenkan | IMEを無効化 |
| 変換中 | Muhenkan | IMEを無効化 |
| 入力文字なし | Muhenkan | IMEを無効化 |
カタカナを入力する時は、F7キーで切り替えれば良いので、無変換キーはすべて「IMEを無効化にするようにしています。
最初はこれまでの癖で半角全角ボタンを探してしまったりしますが、慣れてくるとこの設定がスムーズになるのではと思います。
Google日本語入力は細かくカスタマイズできるので、自分好みに調整してみるともっと入力しやすくなるかもしれません。
どうぞお試しください。
まとめ:半角全角キーを使わずに効率よく日本語入力を切り替えよう
半角全角キーに指を伸ばさずとも、変換キーと無変換キーの割り当てを変更すれば、親指だけで日本語入力と英字入力をスムーズに切り替えられます。
この方法はWindows 11・10どちらとも利用可能で作業効率を確実に高めてくれる方法なので、Windows11のパソコンを新しく購入したらまずやっておきたい設定の一つです。
一度慣れてしまえば「今どっちの入力モードだっけ?」と確認する手間がなくなって快適に文字入力を進めていけるはずです。
日本語 ↔ 英字変換をもっとスムーズにしたい方は必見です。日々のタイピングが爽快になります。
