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ThinkPad Lシリーズとは?特徴・選び方と現行モデル一覧を解説

ThinkPad Lシリーズガイド アイキャッチ
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Lenovo公式サイトの「セール会場ページ」では、割引価格でノートパソコンが提供されています。期間限定や在庫限りのモデルもあるので、購入予定の方はチェックをお早めに!

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ThinkPadというとやっぱり「黒くて頑丈な THE ビジネスノート」というイメージだと思います。

でもご存じのとおりThinkPadは X1・T・L・E・Pのようにシリーズがさらに細かく分かれていて、それぞれ性格がまったく違っているんです。

特にこの「Lシリーズ」は初めての方にとって、正直「どんな位置づけのモデルなのかいまいち分かりにくい」シリーズなんじゃないかなと思います。

実際Lenovo自身も個人向けユーザーにはあまり積極的に売り出していない、ちょっと特殊な立ち位置のシリーズなんです。

この記事では ThinkPad Lシリーズがどういう位置づけのモデルなのか、他シリーズとの違いや現行モデル、スペックの選び方まで詳しく解説していきます。

ThinkPadの中で「Lシリーズ」はどんな位置づけか?

ThinkPad Lシリーズの位置づけ

ThinkPad Lシリーズは、パワフルな性能・快適なキーボード・セキュリティ機能を備えつつコストが抑えられているモデル群になります。


Lenovo公式サイトでは、Lシリーズを「メインストリーム・モバイルノートブック」と位置づけています。

ThinkPad Lシリーズ・メインストリームバナー


メインストリームとは?


「メインストリーム」とは、「会社が社員全体にノートPCを配るとしたら、これが標準の1台になる」という中間グレードを指す言葉です。「大量導入を前提にした標準仕様」というモデルです。


Lenovoのノートパソコンのグレードは大きく次の5段階に分かれます。

  • ワークステーション(Pシリーズ):CAD設計・映像制作など専門用途向け、プロ仕様GPU搭載
  • フラッグシップ(X1シリーズ):最軽量・最高スペックのフラッグシップモデル
  • プレミアム(Tシリーズ):ThinkPadの伝統を受け継ぐバランス型・プレミアムモデル
  • メインストリーム(Lシリーズ):法人導入向けのスタンダード・コスパ重視モデル。「標準機」
  • エントリー(Eシリーズ):コスパ重視、個人・小規模事業者向け。



ちなみに「ワークステーション」とは?


ワークステーションは、CAD設計・3DCG制作・動画編集・AI開発・科学技術計算など、負荷の高い専門的な作業を快適にこなすために作られた、プロ仕様向けの性能を持つPCです。

NVIDIA RTXシリーズなど単体グラフィックカード(GPU)を搭載しているのが特徴で、一般的なオフィスワークで使うにはオーバースペックで、価格も高めです。



Lシリーズは、X1シリーズやEシリーズほど個人向けユーザーに力を入れておらず、セールの割引幅も小さめです。

むしろ法人が大量導入する際の価格交渉を前提とした「法人向け」として展開しやすいように設計されているシリーズのようです。

家電量販店で「型落ちのThinkPadが安く売っている」と思ったら、実はLシリーズというケースもあります。

会社・法人としてLシリーズの導入が検討されるなら、Lenovoの法人向け専用ストア「Lenovo Pro」に登録しておくとお得に導入できます。



ThinkPadの共通の特徴

ThinkPad バナー

ThinkPad Lシリーズには、他のシリーズにも共通するThinkPadらしさが備わっています。

心地よい打鍵感のキーボード

ThinkPad キーボード画像

ThinkPadのキーボードは「疲れにくい」「打鍵感が良い」と評判で、これはX1からEシリーズまで共通の強みです。赤いポッチ「トラックポイント」もThinkPadならではの装備です。



堅牢性の高さ

Lenovo Lシリーズ 品質テスト文言

米軍調達基準(MIL-STD)に準拠したテストをクリアしているモデルが多く、耐衝撃・耐振動・防塵防滴といった面での安心感があります。

セキュリティ機能

Lenovoセキュリティバナー

指紋認証・顔認証(Windows Hello対応)、TPMチップ、プライバシーフィルターなど、ビジネス利用を想定したセキュリティ機能が標準的に搭載されています。

黒を基調としたデザイン

ThinkPad Lシリーズ 筐体画像

「ThinkPadといえば黒」というイメージ通り、シンプルで無骨なデザインが伝統的に受け継がれています(一部モデルでは別カラー展開あり)

2026年モデルはCopilot+ PC対応

最新世代ではNPU(AI処理専用プロセッサ)を搭載し、Web会議の背景ぼかしやノイズキャンセリングなどのAI機能を省電力で処理できるようになっています。


Lシリーズが向いている人・向いていない人

ThinkPad Lシリーズモデル

ここまでの内容を踏まえると、Lシリーズが向いている人・向いていない人は次のように整理できます。

向いている人

  • 会社のIT担当者として、複数台のノートPCをまとめて導入したい人
  • デスクワーク中心で、持ち運びの軽さよりも画面の広さ・ポートの多さを重視する人
  • LTE対応でWi-Fiがない環境でも仕事をしたいテレワーカー
  • 修理・部品交換をしながら長く使いたい人
  • ThinkPadの品質を求めつつ、X1やTシリーズよりは予算は抑えたい法人
  • 学校・大学などでパソコンを複数台導入したい教育機関の情報システム担当者

向いていない人

  • とにかく軽いPCを持ち歩きたい人(→X1やT14s向き)
  • コスパ重視で個人で1台買いたい学生・副業ワーカー(→Eシリーズ向き)
  • 写真編集や動画編集などクリエイティブ用途で使いたい人(→画面の色域が狭く不向きです)
  • とにかく安く買いたい人(→Lシリーズは公式の割引幅が小さい)

ThinkPad Lシリーズ 公式サイトでの現行モデル

現在の主なLシリーズのラインナップです。

前世代(Gen6・Gen2など)のモデルもあって、型落ちでも性能面で大きく劣っていることはないので、予算と合わせて前世代モデルもあわせてチェックする価値があります。

また13.3型の2-in-1(タブレットとしても使えるタイプ)もラインナップされているので、コンパクト感を求めるならこちらも検討に含められます。

Lシリーズのスペックの選び方

Lシリーズを購入する時、どこを見て選べばいいのか迷うかもしれません。
ここではスペック選びのポイントを解説します。

構成

Lenovoの製品は購入時にCPU・メモリ・ストレージなどを自由にカスタマイズできるのが特徴です。

公式サイトに表示されている「そのままの構成」で判断するのではなく、自分の用途に合わせて構成をカスタマイズすることを前提に選んでください。

特にLシリーズは同じモデル名でもCPUのブランド(Intel/AMD)によって選べるオプションが大きく変わることがあるので、購入前に候補モデルの構成ページを一通り確認しておくことをおすすめします。

IntelとAMDはどちらを選ぶ?

Lシリーズでは近年、IntelのCore Ultraシリーズ、AMDのRyzen AI PROシリーズの両方が選べるようになっています。

  • Intel(Core Ultra):安定性重視、ビジネスソフトとの互換性を気にする方向け。企業のIT部門で標準化しやすい
  • AMD(Ryzen AI PRO):同等スペックでも価格が抑えられている傾向があり、グラフィック性能も高めでコスパ重視の方向け

「絶対にこれでないとダメ」という決定的な違いは日常のビジネス用途ではあまりありませんが、価格を少しでも抑えたいならAMDモデル、社内の標準環境や周辺機器との互換性を重視するならIntelモデル、という選び方が分かりやすいです。

メモリは「16GB・32GB」どちらがいい?

  • 16GB:Webブラウジング、Office作業、メール、Web会議など一般的なビジネス用途であれば十分な容量です
  • 32GB:複数のアプリを同時に立ち上げっぱなしにする方、仮想デスクトップやリモート会議ツールを常時稼働させる方、将来的な長期利用を見込む方におすすめです

メモリは購入後に増設できない、またはできても交換部品の入手が難しいケースがあるため、少しでも重い使い方をする可能性があるなら、最初から32GBを選んでおくと安心です。

Windows 11 Proは必要?

  • Home:個人利用中心で、社内ネットワークへの参加やリモートデスクトップ機能を使わないなら十分です
  • Pro:社内ドメインへの参加、BitLockerによる暗号化管理、リモートデスクトップ接続、グループポリシーによる一括設定など、法人利用ならではの管理機能が必要な場合はProが必須です

Lシリーズはそもそも法人導入を想定したシリーズなので、会社支給・法人利用であればWindows 11 Proを選んでおくのが基本です。個人で購入する場合は、用途に応じてHomeでコストを抑える選択肢もあります。

法人ならLenovo Proを検討

会社としてまとめて導入するなら、Lenovoの法人向け専用ストア「Lenovo Pro」の利用を検討できます。

個人向けサイトとは異なる価格設定や、法人ならではのサポート・保証プランが用意されていることがあり、複数台導入する場合はメリットが出やすくなります。


教育機関なら学生・教職員向け割引も確認

Lシリーズは、学校や大学が情報システム用のPCとしてまとめて導入するケースもあります。

Lenovoの教育関係者向け割引制度について


Lenovoの学生ストアは、教育機関の学生や教職員が対象です。学生証や教職員証を提出して認証を受ければ、個人としてThinkPadを割引価格(モデルによっては30〜40%以上)で購入することができます。

ただこの学割は「学生・教職員個人」が自分用のパソコンを購入するための制度です。学校や大学が数十台〜数百台単位でLシリーズを一括導入するというケースでは、個人向けの学生ストアではなくLenovo Proからの調達になります。

  • 教職員が自分用の1台を購入したい → 学生ストア(学割)が使える
  • 学校・大学が情報システムとして複数台を一括導入したい → Lenovo Pro/教育機関向け法人窓口での調達が基本

どちらに該当するかをLenovo公式サイトへご確認ください。


まとめ

ThinkPadノートパソコン画像

Lシリーズは「個人が単純にコスパの良いノートPCを探して選ぶシリーズ」というよりも、「法人導入というニーズに応えるために生まれたシリーズ」という側面が強いモデルです。

その特性を理解した上で、自分の使い方に合っているかどうかを見極めることが、後悔しないThinkPad選びの近道になります。

もっとコスパを重視したい個人の方は、次はEシリーズについての記事もあわせてチェックしてみてください。