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LINEのプライバシー設定を見直そう!広告に行動履歴が使われないための設定

LINE 広告表示に利用するデータの設定プライバシー管理アイキャッチ画像



LINEは便利なツールですが、不要な広告が多くて困りますね。

そして特に厄介なのが、LINEアプリのアップデートでユーザーが気づかないうちに個人情報を抜き取る設定にして広告を送ってくるところです。

LINE運営側としては広告で利益を得るために、ユーザーの趣味嗜好を何とかして取得したいわけですね。

最近、LINEアプリを起動したら「許可」が求められて、勢いのまま許可して進めてしまいました。
あとでプライバシー管理を確認したら「広告表示に利用するデータの設定」が新たに追加されていて、広告と行動履歴が結びつくような設定が許可されていました。

知らないうちに個人情報を提供する設定になっているなんて怖いですね。

自分のプライバシー設定がどうなっているかはいつも意識している必要があります。

この記事では新たに追加された「広告表示に利用するデータの設定」がどんなものなのか、そしてユーザーが自分のプライバシーを守るために、どんな設定をすればよいかを案内します。

LINE公式アナウンス ― 「広告表示に利用するデータの設定」の追加

LINE公式サイトアナウンス「広告表示に利用するデータの設定」画面

2025年8月19日、「広告表示に利用するデータの設定」の追加がアナウンスされました。

いちおう名目上はユーザーに表示される広告の種類や、広告に使われるユーザーの情報(興味や行動の履歴など)を自分で細かく選べるようにするためのものです。

問題なのはデフォルト(初期設定)では趣味嗜好がLINE側に流れるように「オン」になっていることなんですよね。

気づかない人は「オン」のまま自分の行動履歴がダダ漏れになってしまう!


なぜLINE運営者は「オン」にさせたいかというと理由は簡単、広告収入を得たいからです。

LINEユーザーの興味や行動に合わせた広告を効率的に配信することで、広告主はより高い効果を期待でき、結果としてLINE運営者側は安定した広告収入を得ることができます。

ユーザーにとっては広告は不要なんですが、運営者側にとっては広告収入は必須、まぁそれはそうですよね…

そしてユーザーの興味や関心に合った広告が表示される方が、全く関係のない広告を見るよりもユーザーにとっては役立つと感じるからです。

プライバシーに関する考え方は人それぞれだと思います。
「広告を見るのは好きだ」「自分の趣味に合った広告は流してほしい」という方であれば特に気にすることはないと思います。

もし「自分の情報は広告に使われたくない」という気持ちが強いのであれば、この後で解説しているポイントを参考に、ご自身で設定を「オフ」にすることをおすすめします。

利用者のプライバシーを守るために、どんな設定をすればいいの?

プライバシー設定を管理し、個人情報や行動履歴が広告に使われる範囲を自分で決めたいなら、これから自分のスマホの設定を見直してみましょう。

「広告表示に利用するデータの設定」を調整

まずLINEアプリのホーム画面にして…

LINEアプリホームボタン

画面上部の歯車の「設定」ボタンをタップします

歯車の設定ボタン画面


画面を下にスクロールして「プライバシー管理」をタップ。

プライバシー管理画面


それから「広告の設定」へ進みます。

広告の設定タップ画像



ここが今回追加されたところ「広告表示に利用するデータの設定」です!

広告表示に利用するデータの設定タップ画像



広告トピック

まずは「広告トピック」を確認していきます。

広告トピックタップ画像


初期状態では「アンティーク」「自動車」「ファッション」「スマートフォン、タブレットのアクセサリー、周辺機器」の項目がすべて「オン」になっていると思います。

「オン」のままだとこれらのテーマの広告が表示されやすくなります。LINEはユーザーの趣味や関心を推測して表示させてきます。

特定のテーマの広告を減らしたい場合は、該当する項目を「オフ」にしましょう。

興味・関心に関連するトピック一覧画像



属性情報

ひとつ前に戻って、「属性情報」を確認していきます。

属性情報タップ画像



ここでもLINEアプリは、ユーザーの利用状況から推測して広告を送り付けてきます。

「子供の有無」「最終学歴」「お仕事」「業界」など、広告に利用されたくない個人的な情報は「オフ」に設定しましょう。

「オン」になっているとユーザーの利用状況に基づいた広告が表示されてきます。

ライフイベントのカテゴリー一覧画像



行動履歴

また一つ前の画面に戻って、最後の「行動履歴」を確認していきます。

行動履歴タップ画像



「検索した内容」「位置情報」「決済・購買の履歴」「LINE公式アカウントの利用履歴」など、個人の情報を吸い上げてくるわけです。

自分の行動パターンや好みを示す大切な情報までもLINE運営や広告業者に使われるのは、私としては気持ちの良いものではないので、「オフ」にしていきます。

行動履歴一覧画像


上記の設定で広告が減らせるわけではありません。

でも自分のプライバシーを一番大切にしたい、個人情報や行動履歴が広告に使われるのをできるだけ少なくしたいと考えるなら、上記のすべての項目を「オフ」にすることをおすすめします。

こうすることで、ユーザーの情報が広告に使われる範囲を最小限に抑えることができます。ただし表示される広告が自分にあまり関係のないものになる可能性もあります。

その他のLINEのプライバシー設定も確認しましょう

「広告表示に利用するデータの設定」以外にも、プライバシーを守るための重要な設定があります。

以下の記事で解説しているので、これらもあわせて確認してみてください。


定期的に設定を見直すことが大切

LINEのプライバシーに関するルールや機能は、これからも変わっていく可能性があります。特に「広告表示に利用するデータの設定」は、設定できる項目が変わったり一度設定した内容が元に戻ってしまうこともあります 。

ですから、時々これらの設定を見直して、利用者のプライバシーを守るための設定が、利用者の希望通りになっているかを確認することがとても大切です。

まとめ

LINEのプライバシー設定を安全に使う画像

LINEが新たに追加した「広告表示に利用するデータの設定」に気づいている人はどれくらいいるでしょうか?

私も家族も気づかぬ間にすべて「オン」の状態で追加されていました。

身近にいるご家族や友だちにもシェアして、LINEを安全に利用できるように設定を見直してあげましょう。

プライバシー管理の設定を定期的に見直して「安心で快適なLINEライフ」を送ってください。

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