「NTT 東日本」と「NTT 西日本」はサービス提供エリアの境界線は下記に掲載している地図のように分けられています。
どうしてNTT東日本とNTT西日本に分かれているのでしょうか?
そもそもNTT東日本とNTT西日本の境界線がどこで引かれているかなんて普段考えることはないですよね!
でも例えばこんなケース
プロバイダーはOCNと契約しています。回線はフレッツ光回線です。東京から大阪に引っ越します。そのまま契約は移行できますか?
こんな時、NTT東日本・西日本とフレッツ光サービスの関係やプロバイダーとの契約はどうなっているかなどちょっと複雑に感じますよね。
今フレッツ光のサービスを利用している方や、今後NTT西日本から東日本、東日本から西日本のエリアをまたいでお引っ越しする予定のある方は関係してくる話になります。
これから光回線に変更しようと考えていたり新居に住む予定の方も、NTTやフレッツ光について知っておくと回線選びの参考になるかと思います。
「NTT東日本」と「NTT西日本」とは?
少し脱線しますが「NTT東日本」と「NTT西日本」というのはもともと日本電信電話公社(電電公社)という国営の企業だったのですが
1999年に「NTT」「NTT東日本」「NTT西日本」「NTTコミュニケーションズ」の4つに分けられました。
「NTT東日本」と「NTT西日本」はNTTの子会社ということになります。
そんなふうに「NTT東日本」と「NTT西日本」はそれぞれ独立した会社なので、提供しているサービスの名称や価格設定も違っています。
レンタルされている終端装置(モデムとかONUなど)が故障した場合の相談窓口もそれぞれ違います。
解約する場合は、NTT西日本・東日本どちらも共通の連絡先に電話します。
フレッツ光とは何ですか?
「フレッツ光」とはNTTが提供する光回線の商品名です。
フレッツ光はNTTの回線網を利用しているので、対応エリアも「東日本」と西日本」で分かれます。
NTTが提供する光回線が一部の山間部などの地域を除いて日本全国をカバーしているので、フレッツ光は全国のほとんどの人が契約できるサービスと言えますね。
でも集合住宅の環境(マンションやアパート)によってはエリア内でも契約できないことがあります。
賃貸物件のインターネット回線設備は、一個人の入居者の都合で導入することはできないからです。
NTT東西エリアをまたいで引っ越しする場合は?
NTT東日本のエリアからNTT西日本のエリアへ(またはその逆のパターンで)引っ越しする場合は、現在使っているフレッツ光契約を一旦解約して、引っ越し先のエリアで新規に申し込みをする必要があります。
ただしプロバイダーについては継続契約が可能な場合があります。
利用しているプロバイダーに連絡をして、移転先の住所で利用できるか確認してから手続きをするようにしましょう。
フレッツ光の提供エリアの確認方法
フレッツ光の提供エリアを確認したい場合はNTT公式の検索ページを使って調べられます。
NTT東日本
郵便番号で検索して調べることができます。
指定の住所が提供エリア内ならこのように表示されます。
提供エリア内ではない可能性があるならこのような表示になります。
NTT西日本
エリア・プラン確認へ進むをクリックします。
「かんたんお申し込み」から確認できます。
郵便番号入力や府県から検索できます。
提供エリア内で利用できるサービス名が表示されます。
提供エリア外だった場合はこのように表示されます。
あとがき
日本全国をカバーしているとはいっても提供エリア外の場所もあります。
移転先で光回線を使いたい場合や新規に利用する予定の場合は提供エリア内なのか調べてから検討を進めていきましょう。