Lenovo のパソコンを選ぼうとすると、まず種類の多さに圧倒されます。
ThinkPad(シンクパッド)
ThinkBook(シンクブック)
IdeaPad(アイデアパッド)
などなど他にもありますが、ラインナップがずらりと並んでいてとても迷いますよね。
実は ThinkPad(シンクパッド)の中だけでも7種類のシリーズがあります。
ThinkPadについては下記の記事で解説しています。
● ThinkPadのシリーズ比較|それぞれの特徴と選び方ガイド
はじめにどれが自分に合ったモデルなのか、それぞれどんな特徴があるのか違いを理解しておくと選択肢をしぼって選びやすくなります。
この記事では「ThinkBook」にスポットを当てて、特徴やどんな人に向くか、ThinkPadやIdeaPadとの違いを解説していきたいと思います。

ThinkBookは「ビジネス向けの実用性」と「一般向けの使いやすさ」を両立したモデルです。
堅牢性やキーボードの打鍵感では ThinkPadほどのプロ仕様ではないけれど、スタイリッシュなデザイン、コスパや軽快さを重視したいビジネスユーザーや一般利用者向けに最適モデルです。
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レノボの「ブラックフライデー」は、1年の中でも最大級の割引が行われるセールです。
毎年11月下旬〜12月初頭に開催されて普段より値引き幅が大きく、ThinkPadシリーズやLegion、IdeaPadなど主要ラインが軒並みセール対象になります。

特にThinkPadは「通常価格から30〜45%オフ程度」が一般的ですが、この時期はそれ以上の値引き(50%前後)になることがあります。どうぞチェックしてみてください。
ThinkBook の主な特徴

ThinkBook は「ビジネス向け」という点で ThinkPad と共通してはいますが、よりモダンでスタイリッシュなデザインと、高いコストパフォーマンスを両立させているのが最大の特徴と言えます。
| 特徴 | 詳細 |
| デザイン | アルミニウム合金を採用したモダンで洗練されたデザイン。ThinkPadのクラシックな黒とは違い、スタイリッシュなツートンカラーやシルバーが主流。 |
| ターゲット | スモールビジネスやスタートアップ、デザイン性を重視するビジネスパーソン。個人事業主や学生にも人気がある。 |
| 機能性 | AIベースの生産性向上機能(Lenovo AI Nowなど)や、Web会議を快適にするコラボレーション機能に注力。 |
| セキュリティ | ThinkPad 譲りの堅牢なセキュリティ機能(指紋認証、カメラシャッターなど)を備えつつ価格を抑える 。 |
| 価格帯 | ThinkPadよりも手頃な価格帯からラインナップされており、コストを抑えたいビジネスユーザーに最適。 |
ThinkBook が合う方は…
● デザイン性も重視したいビジネスパーソン
● 高い性能とビジネス機能を価格を抑えつつ手に入れたい方
● 仕事とプライベート両面で利用したい方
● 最新のAI機能やWeb会議機能を重視する方
ThinkPad と IdeaPad との違いを比較
Lenovo の中での ThinkBook の位置づけを ThinkPadとIdeaPadとの比較から見てみます。
| シリーズ名 | ThinkPad | ThinkBook | IdeaPad |
| 位置づけ | プレミアム・ビジネススタイル | ビジネス・小規模オフィス・一般 | 一般・個人・家庭 |
| デザイン | 伝統的なマットブラック、堅牢性重視 | スタイリッシュなアルミボディ、モダン | 多彩なカラー・デザイン、カジュアル |
| 耐久性 | 最高水準(米軍MIL規格テスト200項目以上) | 高い(米軍MIL規格テスト合格モデルあり | 一般的な耐久性(一部モデルでMIL規格テスト合格) |
| 独自機能 | トラックポイント、洗練されたキーボード | AI Now、モダンなコラボレーション機能 | 2-in-1モデル、ゲーミングモデルなど多機能 |
| 価格帯 | 中~高価格帯(高コスパモデルあり) | 中価格帯(高コスパ) | 低〜中価格帯 |
| 向いている人 | 耐久性、快適な打鍵感、セキュリティを求める方 | コスパとデザインを重視するビジネスパーソン | 普段使い、学生、デザインやコスパを重視する方 |
ThinkBookは、ThinkPadの「 The ビジネススタイル」という雰囲気と IdeaPadの「デザイン・コスパ重視」を融合させた中間的な存在と言えます。
用途別おすすめモデル例
2025年現在でのおすすめ Lenovo ThinkBook モデルをピックアップします。
軽量・モバイル重視のおすすめ ThinkBook
表示の価格は、時期やパーツ構成によって異なりますので下記リンクの公式サイトからご確認ください。

外出先での作業が多い方、持ち運びの負担を減らしたい方におすすめのモデルです。
14インチで約1.36kgと軽量。Ryzen 7035シリーズ搭載で性能も十分。
性能重視・クリエイティブ向け おすすめThinkBook
表示の価格は、時期やパーツ構成によって異なりますので下記リンクの公式サイトからご確認ください。

動画編集やプログラミング、データ分析など、負荷の高い作業を行う方におすすめのモデルです。
16インチの大画面と高性能CPU/GPUを搭載可能。AI PCとしても進化し、応答性の高いコンピューティングを実現。
まとめ ― デザイン性と高コスパなビジネス機能を求めるならThinkBook
Lenovoの役割をまとめると以下のようになります。
❑ セキュリティ面での信頼性と耐久性・快適な打鍵感を求めるなら ➡ ThinkPad
❑ デザイン性と高コスパなビジネス機能を求めるなら ➡ ThinkBook
❑ 手頃な価格で普段使いやスタイリッシュなデザイン、多機能を求めるなら ➡ IdeaPad
ThinkBookは 「ThinkPadの信頼性を持ちながら、よりスタイリッシュで価格も抑えたい」という、現代のライフスタイルに最適なバランスの取れたモデルです。ぜひ、ご自身の用途や予算に合わせて、最適な一台を見つけていきましょう。
