
「新しいパソコンが欲しいけど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない…」
初めてパソコンを購入する時や久しぶりに買い替える時、パソコン選びは本当に悩ましいですよね。
電機量販店で CPU、メモリ、ストレージなど専門用語を並べられても頭が混乱しますし、店員の言いなりのまま選びたくもないと思います。
パソコンを選ぶときのコツは、まず「どのメーカーにするか」を決めて選択肢を絞っていくこと。
パソコンのメーカーには、それぞれ独自の特徴や得意分野を持っているんです。
自分の使い方や好みに合ったメーカーが絞ることができれば、かなり選びやすくなります。
この記事では、幾つかの主要パソコンメーカーについて、それぞれの特徴や選ぶポイントなどを紹介していきます。
「このパソコンのブランドが自分の好みかもしれない」というのがあったら、ぜひ公式サイトをチェックしてみましょう。
キャンペーンや限定モデルが展開されているときは特に狙い目です。
● 用途に合ったパソコンの「スペック」の選び方
● 主要パソコンメーカーの「特徴」
自分にぴったりの一台を見つけて、快適なパソコンライフをスタートさせましょう。
失敗しない!パソコンの「スペック」の選び方
おすすめメーカーを紹介する前に、まずは簡単にパソコン選びで必要なスペック(性能)を下の表でまとめています。
性能が低いパソコンを購入してしまうと、動きが遅かったりしてまたすぐに買い替えないといけないということになりかねません。
| 推奨性能 | 説明 | 補足 | |
| CPU | Core i5 Ryzen 5 | CPUはパソコンの「頭脳」。CPUの性能が高ければ高いほど、パソコンは速く、スムーズに動作します。 | 負荷の高い動画編集、本格的な写真加工、プログラミング、ゲームなどの作業であれば、ワンランク上のCore i7 / Ryzen 7が推奨。 |
| メモリ | 16GB以上 | メモリは、パソコンが現在処理しているデータを一時的に置いておく「作業スペース」。メモリの容量が大きいほど、複数のソフトを同時に開いたり、重い作業をしたりしても動作が安定します。 | プロの動画編集、3Dグラフィック制作、高度なゲームなど、専門的な用途であれば32GB推奨 |
| ストレージ | SSD。 512GB以上あれば安心。 | ストレージは、OSやソフト、写真、文書などのデータを保存する場所。HDDでは動きが遅くなります。 | 写真や動画を大量に保存するなら、外付けHDDの利用も検討できる。 |
| GPU | CPU内蔵でOK | グラフィックボード | 通常の用途ではCPU内蔵の機能で十分です。本格的な3Dゲームや動画編集をする場合のみ、高性能なGPU(GeForce RTXなど)が必要になります。 |
主要パソコンメーカーと特徴
Lenovo(レノボ)

当サイトのいち押しのパソコンはレノボ。
ずっと愛用し続けています。
高品質なキーボードやデザイン性、セキュリティ機能、長時間バッテリー、大量生産によるコスパの良さといった、自信を持ってお勧めできるパソコンです。
筆者も愛用している ThinkPad シリーズは、学生やビジネスユーザーに人気が高いブランド。価格が手ごろなモデルも多く、自宅用として利用する人も多いです。
特に気に入っているのがキーボードの打ちやすさと長時間画面を見る作業をしても疲れにくいこと、ひんぱんに持ち運んでも耐久性があることなど、毎日触るパソコンとして快適に使えるモデルです。
家庭向けスタンダードモデルを狙うならIdeaPadシリーズもあります。薄型軽量でスペック的にも快適に使えるモデルがそろっています。
ほかにも高性能なゲーミングPCからクリエイター向けのモデル、一体型デスクトップまで豊富なラインナップになっています。
NEC
一般利用向けのノートパソコンやモニター一体型など、家庭向けモデルが主力というイメージです。
筆者も XPの時代から NEC を使っていて、2012年に購入したモニター一体型のパソコンがなんと今でも元気に動いて使えています。(ハードディスクやメモリ増設など拡張しながらです)
NECは安心して使えるモデルだということと、長持ちするという印象を持っています。
お客様サポートにもかなり力が入っています。
スピーカーに「ヤマハ」のサウンドを採用しているモデルが多め。
良質なサウンドを楽しめるので、映画や音楽鑑賞などエンターテインメントを楽しみたい方にとってお気に入りのモデルが選べると思います。
マウスコンピュータ(mouse)
一般用途からゲーミング、クリエイター向けまで豊富なパソコンを扱っています。
用途に応じてカスタマイズできるBTOメーカーですが、拡張性はやや低めになってきている印象。
サポートが手厚く、トラブルがあった時は24時間365日相談ができ、パソコンの修理も迅速です。
安心して使用できるのはメリットです。
高コスパと迅速なサポートで初心者の方にもおすすめできるメーカーです。
Dell(デル・テクノロジーズ)
Dell はビジネスモデルで Dell製のPC を導入している企業や医療機関が多くあります。
使いごこち重視でコスパの良いモデルが多いですが、上位モデルは割高感ありです。
発送の早い即納モデルに力を入れています。
2 in 1 タイプのノートパソコンが充実していて、コンパクトに持ち運べるパソコンを探している人には良いモデルが見つかります。
日本 hp(ヒューレット・パッカード)
デザインが良く、個人向けのノートパソコンが主力です。
小型のデスクトップパソコンやモニター一体型、タブレットまで幅広いニーズに対応したPCを製造していて、ゲーミングPCにも力を入れています。
セールやキャンペーンのタイミングを活用するとお得に購入できるので公式サイト要チェックです。
Pavilion(パビリオン)シリーズは狙い目。
価格抑えつつ動画視聴やクリエイティブ作業などをこなせるスペックを備えていて人気が高いです。
まとめ
この記事では、パソコンメーカーのそれぞれの特徴や得意とするところなどを解説してきました。
まとめとして、手ごろな価格帯で性能が良いものが選びたいなら、操作性やデザインも含めておすすめはレノボです。
長く使える逸品を選べます。
「ノートパソコンのおすすめメーカーは?」と尋ねられると個人的には Lenovo と答えていますが、ほかのメーカーが良くないということは決してなく、用途や重視するポイント・好みによって選択肢はいろいろあると思います。
また時代の移り変わりも早く、メーカーも独自性を出すために工夫を凝らしています。
定期的にそれぞれのメーカーの公式サイトをチェックしていくと新しい発見があります。

