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USBメモリにパスワードをかけて保護するフリーソフト2選 【設定方法と使い方】

USBメモリフリーソフトでパスワードロックアイキャッチ画像



「USBメモリ」や「外付けハードディスク」にパスワードをかけるにはどうすればいいですか?




USBメモリや外付けハードディスクなどにパスワードをかけたい場合は

Windows 10 Pro版であれば、BitLocker(ビットロッカー)という標準機能でパスワードロックをかけることができます。

●【BitLocker】USBメモリにパスワードをかけて大切なデータを守る設定方法



Pro版以外のWindows 10/11 Homeなどではフリーソフトを使ってUSBメモリにパスワードをかけることができます。

① USBメモリのセキュリティの設定方法

USBメモリのセキュリティはフリーソフトです。

Vectorはフリーソフトダウンロードとしても安心できるので、Vectorにアクセスしてダウンロードできます。

USBメモリのセキュリティダウンロードページ



このソフトを今すぐダウンロードをクリックするとダウンロードが始まります。

USBメモリのセキュリティ5.1.0ダウンロード



指定の場所にダウンロードされたZIPファイルを展開します。

USBエンターzipファイルを展開




展開したフォルダーの中に「UsbEnter_Setup.exe」という実行プログラムをダブルクリックしてインストールを開始します。

USBエンターセットアップエグゼファイル




セットアップウィザードは「次へ」で進めます。

後は画面の指示にそって「次へ」進めてインストールを完了させます。

セットアップウィザードへようこそ次へ




ショートカットアイコンがデスクトップに作られていると思いますのでダブルクリックして起動します。

USBメモリのセキュリティショートカットアイコン




最初の説明の画面が出てきますが「OK」をクリックして閉じます。

USBメモリのセキュリティ説明画面OK




USBメモリを差し込んでみると下のような画面が表示されます。
(このUSBメモリ容量は8ギガバイト)

インストールボタンをクリックすると暗号化が始まります。

USBメモリのセキュリティインストールボタンクリック



インストールすると一旦USBメモリ内のデータはすべて消去されてしまいます。
中に大切なファイルがあるならPCのデスクトップなどへデータを移しておきましょう。



インストールOK確認
インストールするとデータはすべて消去される




ここでUSBメモリのパスワードを設定してOKです。(2回入力)

パスワード2回入力




「データは消えてもかまいません」にチェックを入れてインストール開始します。

インストール開始ボタン




インストールが完了します。

インストール完了閉じる





Fドライブの名前がUSBENTER(USBエンター)に変わっているのが確認できます。

そして8ギガのUSBなのに、空き容量が3.84メガしか表示されていないのが分かります。暗号化のロックを解除しないと中身が見れないようになっているわけです。

USBENTERをダブルクリックすると

ドライブ上USBエンターの表示




「UsbEnter.exe」というファイルが入っているので起動させます。

USBエンターエグゼファイル




先ほど自分で設定したパスワードを入力してOKすればロックが解除できて中身が開きます。

パスワードでロック解除





USBドライブのアイコンもロックが外れた状態になって、ファイルの出し入れができるようになりました。

使い方としてはこれで以上になります!

USBメモリドライブがロック解除




アンインストールしたい時

「USBメモリのセキュリティ」をダブルクリックして起動します。

USBメモリのセキュリティショートカットアイコン




操作アンインストールという流れでアンインストールできます。
アンインストールすると、やはり中身のデータは消去されるのでご注意ください。

操作からアンインストール




② セキュリティ・ウェアハウスminiの使い方

このソフトも無料で使えます。

このソフトはUSBメモリドライブ全体に暗号をかけるというよりも、それぞれのファイルに暗号をかけることができるというイメージです。

Vectorからセキュリティ・ウェアハウスminiをダウンロードします。

セキュリティウェアハウスミニ今すぐダウンロード




画面にそって進めていきます。最初はデスクトップ上にショートカットを作成しておくと使いやすいと思います。

起動するとこんな画面が出てきます。

暗号化と復号が表記




こちらの環境では、FドライブにUSBメモリが差し込まれています。その中に一つ「仕事用テストファイル」というファイルを入れています。

このファイルに暗号をかけるには

仕事用テストファイルを暗号化する




暗号化(赤いアイコン)のところに暗号をかけたいファイルをドラッグします。

それからパスワードが求められるので自分用のパスワードを設定します。条件は8~32文字。英文字・数字・記号が使用可。(2度入力してからOK)

仕事用テストファイルを暗号化へドラッグ




暗号化が完了すると.swhfという拡張子のついたファイルが追加されています。

暗号化された仕事用テストファイル




元のファイルを残したままだと暗号化した意味がないので、削除するかデスクトップに戻しておきます。

元のファイルは不要




USBメモリ上の暗号化されたファイルを復号するときは青いアイコンの「復号」にドラッグします。

前に設定した自分のパスワードを入力すると、暗号が解除されてファイルを開くことができます。
仕事用テストファイルを復号へドラッグ




セキュリティウェアハウスminiが入っていないPCで使うための設定

このUSBメモリのデータを他のパソコンで開きたい時があります。

セキュリティウェアハウスminiがインストールされていないパソコンでも開けるように設定を追加しておきます。

ヘルプをクリックしてから「セキュリティウェアハウスminiの複写」で進めます。

ヘルプからセキュリティウェアハウスミニの複写




複写先が選択できるようになるので、USBメモリが挿入されているドライブを指定します。
OKをクリック。

複写先をUSBドライブに指定




そうするとUSBメモリの中にセキュリティウェアハウスminiのアプリが追加されました。

このアプリがインストールされていないパソコンでも、このexe(エグゼ)ファイルをダブルクリックすれば起動するので、ファイルを開けます。

USBメモリ内にエグゼファイル作成




こんな製品もあります

パスワード機能搭載のUSBメモリです。強制的にパスワードロックがかけられるので、万が一紛失や盗難に遭ってもデータが抜き取られるのを防げます。

iOSには対応していません。Windows10、11で使用できます。

プライベートな情報や写真データなどを管理するには必須アイテムです。


最後に

大容量のデータを扱う場合は、セキュリティのこともよく意識しておきたいものですね。

うっかり紛失したり盗難にあったりすることはいつでも起こりえるからです。


少なくともパスワードをかけて大切なデータを不用意に漏らすことがないように守っていきましょう。