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Androidスマホの画面をパソコンにリアルタイムで映し出す(ミラーリング)方法

パソコン画面とスマートフォン



Androidスマートフォンの画面をパソコンの大画面で見たいと思う場面がありませんか?


この記事では、スマホの画面をパソコンに映し出す(ミラーリング)設定方法を解説します。


今回はUSBケーブルでスマートフォンとパソコンを接続させ、Vysorというツールで映し出す手順を説明します。


(専門的になりますが、ブラウザ上で表示させる形式「PWA」(Progressive Web Apps)というタイプを紹介します)

こんな方におすすめです

・スマホ画面では小さいので、より大きなパソコンの画面でスマホを操作できるようにしたい。

・スマホを指でタップしたりするよりも、マウス操作のほうがやりやすい

どうしてもスマホでスクリーンショットが撮れない画面をパソコンに表示させればスクリーンショットできるので、パソコン画面上に映し出したい。

スマホの画面が割れたので、パソコンでクリアに見たい。

「Vysor」(ブラウザ表示タイプ)のメリット

・スマートフォンには何もインストールする必要はない。

・パソコンにも拡張機能やアプリ、ソフトウェアをダウンロードする必要なし。

今回の解説の対象はAndroidスマートフォンのみで、iPhoneには対応していません。



WindowsパソコンからAndroidスマホにアクセスして、パソコンの画面上で電話をかけたりSMSを送受信したり、画像を見たりダウンロードしたい場合は

● スマートフォン連携アプリでWindowsPCからスマホの通話や画像を操作する方法

上記の記事が参考になるかもしれません。

ミラーリングツール「Vysor」の設定手順

「Vysor」を使うには、少し難しい話なのですがスマホの「開発者モード」を有効にしてからUSBデバッグを有効にする必要があります。

難しい話はあとにしてまずAndroidスマホ側の設定をしていきましょう。
(機種によってボタン表示や項目名が異なります)

1. 設定ボタンをタップします。

androidスマートフォン設定
設定

2. システムをタップします。

システムをタップ
システム

3. 端末情報をタップします。

端末情報をタップ
端末情報

4. スマホの端末情報の中でビルド番号のところを連続で7回タップします。
そうすると画面に「これでデベロッパーになりました」と表示されます。

これでAndroidスマホの開発者モードが有効になります。

ビルド番号を7回タップ
ビルド番号7回タップ

5. ひとつ前のシステム画面に戻ります。
開発者向けオプションが表示されているので、タップします。

システム
開発者向けオプション

6. 開発者向けオプションの画面でUSBデバッグを有効にします。
そうすると「許可しますか」と表示されるので「OK」を押してUSBデバッグを有効にします。

Androidスマホ側での準備はこれで完了です。

USBデバックを許可しますか
OK

7. パソコンとAndroidスマホを付属のUSBケーブルで接続させます。接続させると「アクセスを許可しますか」などの表示が出てきますので許可します。

スマホとパソコンをUSBケーブルで接続
USBケーブル(ライトニングケーブル)で接続

8. パソコン側のGoogle Chromeブラウザを起動して、Vysorのページを開きます。ブラウザでVysorの画面が開いたら、Connect USB Deviceをクリックします。

vysorの最初の画面
connect USB device

9. ポップアップで自分のスマホの機種名が表示されるので選択して接続をクリックしましょう。

接続要求画面
接続

10. Android Deviceのところに自分のスマホの機種名が表示され、右側に赤い▷ボタンが出ているので、それをクリックします。パソコンが黒い画面の状態になったらスマホを確認してみましょう。

三角ボタンをクリックする
接続オン

11. スマホ上に「USBデバッグを許可」の確認画面が表示されています。OKをタップしましょう。

USBデバックを許可
OK

12. スマホの画面をパソコン上に映し出すことができます。

パソコンのマウスを使ってAndroidスマホを操作できることを試してみましょう。マウスをスクロールしてみたり、スワイプ操作はマウスのドラッグで行なえます。

直感的に操作できるので便利です。

ミラーリング成功
ミラーリングができている

最後に

ミラーリングされたパソコン画面

スマホの画面をVysorというツールでミラーリングする方法を解説してきました。

簡易なものではありますが、手っ取り早く画面に表示させることができるツールですので、必要な時に活用してみましょう。