OCNモバイルONEは既存ユーザーの方は継続して利用できますが、新規契約は終了しています。
OCNモバイルONEよりも安くてお得に利用できる格安SIMサービスがほかにもあるので、乗り換えを検討している方もいると思います。
一度乗り換えるとOCNモバイルONEへ再契約はできないので、どの格安SIMに乗り換えるか判断に迷いますよね。
この記事ではOCNモバイルONEから乗り換え先としておすすめの格安SIM・キャリアを紹介しています。
乗り換え先 格安SIM・キャリア | 特徴・おすすめポイント |
IIJmio | 料金プランが細かくてしかも安い。乗り換えキャンペーンでの端末セット購入がお得。 |
楽天モバイル | 3GB未満か、逆に通信使い放題の方におすすめ。頻繁に電話する方はかけ放題がついているのでお得。 |
LINEMO | データ通信が月3GB以下・回線速度の快適さを重視する人向け。LINE通話やLINE動画をよく使う方 |
ahamo | 月30GB利用する方ならここ。15日以内の海外旅行をする方はおすすめ。 |
1. IIJmio

当サイトの推しは IIJmio です。
私自身もOCNモバイルONEから乗り換えを考えていた時、IIJmio のキャンペーンで新しいスマホが半額以下で提供されていたのと、料金プランが手ごろな価格だったのでIIJmioに乗り換えました。
OPPO Renoシリーズのスマホが格安で入手できたので良かったです。
IIJmioは docomo回線(タイプD)と au回線(タイプA)を選べますが、乗り換え時にdocomo回線を選べばOCNと同じ回線環境のままで使えます。
そして料金プランが格安SIMの中でも最安値級で、乗り換え後も毎月の通信費を安くおさえられます。
それにIIJmioは他社からMNP乗り換えでスマホが安く買えるキャンペーンを展開しています。
提供されているスマホの種類が豊富で、新しいスマホを検討している人にとってIIJmioは本当におすすめのサービスです。
メリット | デメリット |
〇 料金プランが業界最安級、維持費が安い 〇 2GB~55GBまで細かい区分の料金プラン 〇 docomo回線・au回線を選べる 〇 乗り換えキャンペーンでスマホが特価で入手できる 〇 データ翌月繰り越しあり・低速モードあり | ✖ 昼の時間帯の回線速度が遅め ✖ 低速モードで3日間の通信容量が366MBを超えると速度が300kbpsに制限される |
IIJmioを実際に何年間か使っていましたが、とても満足度が高かったです。
IIJmio のギガプラン
IIJmio | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 25GB | 35GB | 45GB | 55GB |
音声SIM | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,400円 | 3,300円 | 3,900円 |
OCNモバイルONEは最大10GBまでしか選べませんが IIJmioでは55GBまで細かく容量を選べるので、月間容量が10GB以上使うであろうという方は IIJmio へ乗り換えたほうが良いです。
OCNモバイルONE | IIJmio | |
500MB | 550円 | – |
1GB | 770円 | – |
2GB | – | 850円 |
3GB | 990円 | – |
5GB | – | 950円 |
6GB | 1,320円 | – |
10GB | 1,760円 | 1,400円 |
15GB | – | 1,800円 |
25GB | – | 2,000円 |
35GB | – | 2,400円 |
45GB | – | 3,300円 |
55GB | – | 3,900円 |
1カ月500MBを絶対に超えることはないという方は OCNモバイルONE のままでいたほうが良いでしょう。
でも 1GB 以上利用する方であれば OCNモバイルONE からの脱却を検討して良いと思います。
昼間の時間帯に回線速度を重視する方は要注意
通常時の速度は快適ですが、12:00~13:00は回線速度がぐっと遅くなります。
5~10Mbpsほどに落ちることもあるので、動画視聴は影響が出て繋がりにくいレベルになります
昼間の時間帯はWiFiに接続できるので問題ないという方は気にする必要はありません。
2. 楽天モバイル

3GB未満だと1,078円、逆にどんなに使っても3,278円というユニークなプランを提供しています。
現在メイン回線で利用していますが、かつて8年ほど前に楽天モバイルを使っていた頃よりも、繋がりやすさやサービス面で向上しているのを感じています。
メリット | デメリット |
〇 3,278円でデータ容量を無制限で利用できる(テザリングの利用も無制限) 〇 「Rakuten link」利用で通話かけ放題 〇 海外利用分2GBが無料でついている 〇 キャンペーンで付与される楽天ポイントがお 得(家族で使えばなおお得感がある) 〇 楽天市場で買い物する人はお得(ポイントが4倍になる) | ✖ 3~20GBの間で使うと他社よりは割高の計算になる ✖ 通話品質は住んでいるエリアや利用環境による ✖ 「my 楽天モバイル アプリ」の利用量がリアルタイムではない ✖「Rakuten link」の広告が多すぎて通話が使いづらい ✖ キャンペーンが多すぎて複雑、分かりにくい ✖ 実店舗は少ない |
楽天モバイルは「最強プラン」のみ
楽天モバイル | 1人で使う(税込) | 家族割引適用(税込) |
3 GBまで | 1,078円 | 968円 |
20 GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
20 GB超え(データ無制限) | 3,278円 | 3,168円 |
自分の住んでいるエリアや活動範囲で楽天モバイルがどれくらい繋がりやすいかは、実際に使ってみないと分からないところではあります。
もし楽天モバイルが快適に使える場所であれば、楽天モバイルは選択肢の一つになると思います。
データ容量無制限に使いたい人
通話をよく利用する人
海外旅行でネット繋げたい人
LINEMO(ラインモ)

LINEMO(ラインモ)はSoftBankが運営するオンライン専用ブランド。SoftBankの通信品質を利用できて、LINE通話やビデオ通話がデータ容量を消費しないというのが特徴です。
データ通信が毎月 3GB以下という方はお得です。通信速度の快適さを重視する方はおすすめです。
またLINE通話やビデオ通話をよく利用するという方は、LINEMOはカウントフリーなのでおすすめです。
メリット | デメリット |
〇 3GB以下なら990円と安い 〇 SoftBankと同等通信品質で快適 〇 LINEでの通話やビデオ通話がカウントフリー 〇 5分以内の国内通話が無料になる通話オプション(月額550円)が7ヶ月無料。 | ✖ 余ったデータ量の繰り越しがない ✖ オンライン専用ブランドで、店舗・電話サポートはない ✖ 30GB以上の大容量プランはない ✖ 端末のセット販売はない ✖ 海外でのデータ通信は割高 ✖ 3GB以上10GB未満の利用者は割高になる |
LINEMO(ラインモ)の料金プラン
料金プランは2種類。
最大10GBまで使える「LINEMOベストプラン」、そして最大30GBまで使える「LINEMOベストプランV」です。
3GBまでにおさえると「LINEMOベストプラン」であれば最安990円で利用できます。
LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプラン V | |
データ容量 | ~3GB:990円 | ~ 30GB 2,970円 |
~10GB:2,090円 | ||
通話 | 22円/30秒 | 5分かけ放題を含む |
(5分かけ放題 550円) | 超過後は22円/30秒 | |
容量超過後の通信最大速度 | 10~15GB:300kbps | 30~45GB:1Mbps |
15GB以上:128kbps | 45GB以上:128kbps |
LINEMOベストプランでは、3GB以上利用すると自動的に10GBプランに切り替わります。
128kbpsになるとネットはほぼ使えないレベルです。
LINEMOの使い方で一番メリットが大きいのは3GB 990円で利用できることです。SoftBankの快適な通信速度を得ながらもこの安さというのは、他社格安SIMではありません。
LINEを頻繫に利用する人は「LINEギガフリー」が助かる
LINEMOでは、LINEのトークもビデオ通話もデータ通信量が使い放題で、容量が消費されない「LINEギガフリー」というサービスがあるのが特徴です。
LINE上でデータ容量が大きい画像や動画を送受信しても、LINEギガフリーの対象なので気にせず送受信できます。
LINEでの通話やビデオ通話で、データ容量不足を気にする必要はありません。LINEは家族や友人との連絡手段で必須アイテムですから、このメリットは大きいです。
(トークでの位置情報の共有やスタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧などはLINEギガフリーの対象外となるものがあるので公式サイトから詳細を確認しましょう)
乗り換え時のキャンペーンも活用しよう
LINEMOでは乗り換え時のキャンペーンもお得です。
他社からの乗り換えで「PayPayポイントプレゼント」が提供されています。
「LINEMOベストプラン」では10,000円相当、「LINEMOベストプランV」では16,000円が常時特典となっています。
さらに毎週・毎月ごとのキャンペーンも開催されています。
キャンペーン内容は時期によって変わりますので、キャンペーン内容の詳細については公式サイトをご確認ください。
オンライン専用ブランド
LINEMOはオンライン専用のブランドなので店舗でのサポートはありません。
SoftBankやYmobileの店舗でもサポートは受け付けてくれません。
LINEMOは端末を販売していないため、端末は自分で準備する必要があります。乗り換え時に端末セットを希望される方はやはりIIJmioがおすすめです。
ahamo

ahamoはNTTドコモが提供するオンライン専用のプランです。
メリット | デメリット |
〇 プランがシンプル。30GBか110GBの2つ 〇 15日以内の海外旅行で追加料金なしで30GB使える 〇 5分以内の通話料無料がついている 〇 通信制限がかかっても最大1Mbpsで使える | ✖ 余ったデータ容量を翌月に繰り越すことは不可 ✖ 家族割はない ✖ 小容量プランはない ✖ 手続きはオンラインのみ ✖ 低速モードはない |
基本プラン | 大盛りオプション | |
データ容量 | 30GB | 110GB |
料金 | 2,970円 | 4,950円 |
ahamoでの選択肢は、基本プランが30GB、大盛りオプション追加で月110GBの2種類のみ。
小容量プランはないので、毎月のデータ利用量が数GB~10GBくらいしか使わないという方は、ahamoの利用は向いていないです。
3GB未満であれば、IIJmioかLINEMOがおすすめです。
まとめ
OCNモバイルONE は今のところ継続利用できますが、他社の格安SIMサービスのほうが使い勝手が良かったり、キャンペーンを活用することで今よりずっと安く利用できるということもあります。
500MBを550円で利用できるという最小限で使っている方以外は、注意深く他社格安SIMサービスの特徴やキャンペーン、メリット・デメリットを検討して乗り換えられると良いと思います。
この機会に乗り換えを検討している人で、新しいスマホの購入を検討されている方はIIJmioを検討してみてください。