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PDFの文字列にハイパーリンクを埋め込み、Webサイトへジャンプさせる設定方法

ハイパーリンク埋め込みアイキャッチ画像




PDFにハイパーリンクを埋め込みたいときは、どうすればいいんだろう?

ハイパーリンク」とは、文書内の文字や画像にWebサイトのURLを設定する機能のことです。


ハイパーリンクを設定すれば、URLを設定した文字をクリック(タップ)するだけで自動的にWebブラウザが起動してサイトページに飛ばすことができるのでとても便利ですね。

ハイパーリンクを解説するイメージ



PDF文書内でWebサイトを紹介したり参照してもらいたいときには、ぜひとも活用したい機能です。



この記事ではフリーソフト「PDF-XChange Viewer」を使って、PDFファイルに直接ハイパーリンクを挿入する方法を解説します。



でもまずその前にWordやExcelにハイパーリンクを挿入してからPDF化すれば、ハイパーリンクの機能は有効なままPDFファイルを作成できるのでその設定方法を解説します。

WordやExcelにハイパーリンクを挿入する方法はもう知っているという方は、目次から「フリーソフト「PDF-XChange Viewer」を使う」へジャンプできます。


Microsoft Wordでハイパーリンクを設定する

ワード操作解説イメージ


Microsoft Wordではリンク機能からハイパーリンクを設定できます。


Word文章内にリンク挿入方法

まず ① のように、Word文章の中でハイパーリンクを挿入したい文字列をクリックしたままなぞって反転させます。

それから ②挿入タブ → ③リンク → 「ハイパーリンクの挿入」画面内の ④「アドレス」のところで飛ばしたいサイトアドレスのURLを入力すればOKです。

Microsoft Wordハイパーリンク挿入操作イメージ




そうするとWord文章の中で先ほど指定した文字が、青色のアンダーライン付きの文字に変わります。

この状態でカーソルを合わせると表示されるとおり、Ctrlキーを押しながらクリックするとWebブラウザが起動してサイトが開きます。

ハイパーリンク設定完了イメージ


Word文章のPDF化方法

そしてこのWord文章はPDF化してもリンクは解除されません。

Word文章をPDF化させるにはまず「ファイル」をクリックします。

Word文章PDF化ファイル操作イメージ



エクスポートから「PDF/XPSドキュメントの作成」で進めていきます。

Word文章エクスポートPDF化



任意の保存場所を指定して「発行」します。

PDF化Word文章発行イメージ



PDF化した文章にカーソルを合わせて確認してみると、リンク先が表示されているのが分かります。

クリックするとそのままWebブラウザが起動して開きます。

PDF化ハイパーリンク有効イメージ



Microsoft Excelでハイパーリンクを設定する

エクセル操作解説イメージ


Microsoft Excelでも要領は全く同じです。

Microsoft Excelのセルにリンク挿入方法


リンクを挿入したいセルを①のように指定してから「挿入」タブ→「リンク」→「リンクを挿入」で進めます。

エクセルハイパーリンク挿入イメージ



「ハイパーリンクの挿入」画面でリンク先の「アドレス」を入力して「OK」をクリックすれば完了です。

Word文章ハイパーリンク挿入イメージ


ExcelファイルのPDF化


ExcelでのPDF化方法もWordと同様です。「ファイル」をクリックします。

エクセルPDF化操作イメージ



「エクスポート」から「PDF/XPSドキュメントの作成」で進めます。

エクセルエクスポートPDF化操作イメージ


Wordと同じようにExcelでPDF化したファイルでも、ハイパーリンク機能は有効です。

フリーソフト「PDF-XChange Viewer」を使う


ではPDFファイルに直接ハイパーリンクを設定する方法を解説します。


Adobe Acrobat ReaderなどのPDFソフトでは、リンクを挿入する編集機能はたいてい有料版のみ提供されていることが多いです。(月額料金も高め)

PDF編集機能は有料版のみ提供イメージ



なので、フリーソフトを使って直接ハイパーリンクを埋め込む設定をしていきます。

「PDF-XChange Viewer」をダウンロード

今回使うのは PDF-XChange Viewerというフリーソフトで、安心できることで評価されているVector のサイトからダウンロードします。

Vector のPDF-XChange Viewerダウンロードサイトはこちらから >>

Vector PDFXchange Viewerダウンロードイメージ



PCのデスクトップ上にショートカットアイコンが表示されるので、ダブルクリックで起動させます。

PDFエクスチェンジビューワーデスクトップイメージ




初回起動時に「このアプリケーションを既定のPDFビューアにしてブラウザでのPDFの表示を許可しますか」とポップアップが出てきます。

特に既定にする必要はないので「今後は確認しない」にチェックして「いいえ」でOKです。

既定にするかイメージ



編集したいPDFを直接ドラッグ&ドロップでソフト内に取り込みます。

pdfファイルドラッグアンドドロップイメージ




下のような文字だけの文章である場合、どこをクリックすればリンクへ飛ぶことができるのかが一目ではっきり分かるように、まずアンダーラインを付けたほうが良さそうです。

ツール    →  コメントとマークアップツール  →   テキストの下線付けツールと進めていきます。

PDF文書内にアンダーラインイメージ



アンダーラインを付けて少しは分かりやすくすることができました。色は自由に変えることができます。

文字も最初から青くしておくほうが、リンクされていることがはっきり分かりやすいかもしれません。

PDF文書にアンダーライン完了イメージ



次にハイパーリンクを挿入していきます。

ツール → リンクツール → 矩形リンクツールと設定を進めます。

PDFに矩形リンクツールイメージ



クリック(タップ)した時にサイトページへと飛べるようにする範囲を指定して貼り付けます。
少し広めに幅を取っているとクリックしやすいと思います。

PDF文書内に矩形リンクツール挿入イメージ



それからアクション → 追加 → 「Webリンクを開く」を追加で進めます。

PDF文書内にWEBリンクを開く追加イメージ



飛ばしたい対象のサイトのURLを入力してOKです。

WEBリンクアドレスを指定イメージ



保存させるためにファイルタブの中から「名前を付けて保存」させます。

PDFエクスチェンジビューワー名前を付けて保存イメージ



そうするとPDFにハイパーリンクを直接埋め込むことができました。

PDF文書内ハイパーリンク挿入完成イメージ


あとがき

hyperlinksイメージ

PDFファイルを編集できるソフトは幾つかありますが、このPDF-XChange Viewerは多機能でとても使いやすいので重宝しています。

ぜひ活用していきましょう。